こんにちは。佐藤です。
歌舞伎座で『竜馬がゆく』を観て、浅田次郎氏著『壬生義士伝』を読んで。
準備万端、友人Rと二人旅、テーマは【幕末・新撰組】1泊2日の京都旅日記にお付き合いください。
≪初日≫曇りから小雨
『不動堂村屯所跡』ここからスタートしました。
↓
『西本願寺』
←島原に向かう途中に立ち寄った町屋のギャラリー
←『島原大門』
花魁道中を想いつつ・・・
↓『輪違屋』糸里さ~ん♪
新撰組の刀傷や芹沢鴨暗殺前に饗宴をした大座敷や・・・
とにかく随所に施された細工が素敵なのと、
当時の蝋燭や行灯のススで、天井から壁までが真っ黒になっている様子に驚きました。
←『八木邸』NHK大河放映前後は、一日1000人が訪れたとか。
角屋の宴会から帰って、ここに芹沢鴨とお梅、平山五郎と吉栄、平間重助と糸里が並んで寝ていて・・・
この庭に潜んでいた沖田総司らに襲われて・・・
芹沢がつまづいた隣室の文机や刀傷・・・
思いっきりタイムスリップしてしまいました。
↓
『前川邸』
気分はすっかりお梅さんか糸里さんか、という状態でお参りして、地下鉄で河原町へ。
木屋町通りと先斗町通りをひやかして、宿泊の『幾松』旅館に到着。
鴨川沿いに建つこの旅館は、幕末当時、長州藩の控屋敷でした。
桂小五郎と幾松が住んだというお部屋で、
ふたりのロマンスや、近藤勇と幾松の対決談を伺いました。
攻撃用の「吊天井」の仕掛けや逃亡用の「抜け穴」も見せてもらいました。
明治維新後も、参謀本部として使われたお部屋だそうです。
夕食後は、河原町と祇園を散歩。小雨の京都は風情があります。 高瀬川沿いのBarでしっとり(♀二人)して帰宿。
≪翌日≫晴れ!暑いっ!
『本能寺』から、バスで銀閣寺周辺まで移動して哲学の道を制覇。
↓
『永観堂禅林寺』
・・・境内で二人して少々昼寝(笑
↓
お腹が空いたので「奥丹」で湯豆腐。
↓『南禅寺』三門から「絶景かな絶景かな!」
↓『高台寺』
この時点で、歩きすぎてヘロヘロの私たちに挑むかのような坂を最後の力を振り絞って上りきり、
『霊山歴史館』へ・・・
・・・休館。坂の下で教えてくれぇ~!
『幕末と篤姫展』楽しみにしていたのにぃ!がっくり。
『護国神社』で心身ともに休憩後、ボチボチ歩こうかと坂に向かったとたん・・・
下からス~ッとタクシーが。しかも、二人の目の前でドアが開き・・・
一瞬、友人Rと見つめ合い、ゲラゲラ笑いながら乗り込みました。
「運転手さん、止めてないよ!」
「いえいえ、絶対に乗りはると思いました。」
・・・プロです。さすが観光地京都。
途中、西村京太郎氏と故山村美紗氏の愛の巣や平安神宮や五条大橋を横目に、
石川五右衛門の「絶景かな・・・」はフィクションというプチショックな話など、
名所案内をしてもらいながら京都駅着。
←京都駅屋上から
普段はありえないくらい歩いた2日間の京都が終了しました。
もちろん、翌日は筋肉痛。
今、司馬遼太郎氏著『竜馬がゆく』を読み始めました。
以上、長々とマニアックな旅行記にお付き合いいただきましてありがとうございました!